エコノミー症候群とは・症状と予防と対策・靴下など

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エコノミー症候群とは

食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座って足を動かさないことで血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。

それで生じた血液の塊が(血栓)が血管の中を流れ、肺や脳の小さな血管に詰まります。
 

エコノミー症候群の症状

静脈血栓塞栓症ともいいます。

まず、足や膝の血流が滞るので、腫れてきます。

腫れが神経を圧迫するので、ふくらはぎや大腿に激しい痛みが出てきます。

肺の血管がつまった場合には突然、胸の痛みと息切れがおきます。

なお、症状の程度は軽度から心臓発作のような重症のものまであります。

 

エコノミー症候群の予防対策方法

・時々、軽い体操やストレッチ運動を行って血の巡りを改善させましょう。
・ 十分に、かつ小まめに水分(と塩分も)を摂りましょう。
・ アルコールは分解する際に水分を使いますので、控えましょう。できれば禁煙も。
・ ゆったりとした服装をし、ベルトはきつく締めないようにして過ごしましょう。
・かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎを軽くもんだりして、足の血流をよくしましょう。
・ 眠るときは足を少しあげるようにしておくと、足の血液が心臓に戻りやすくなります。

 

エコノミー症候群を予防するための靴下とかあるのですか?

エコノミー症候群を予防するための靴下があります。

「着圧ソックス」「弾性ストッキング」などの呼び名で、ネット通販でもたくさんの種類があります。

自分のサイズにあったものを装着しましょう。

また、医療の現場でも長時間の全身麻酔手術の患者に装着しています。

全身麻酔中は寝返りを全くうたないので、足に血栓ができやすくなるからです。

その対策として手術中に足への血流を心臓にゆっくりと返すためにこの弾性ストッキングを装着します。

立ち仕事をする女性にも足のむくみが減ると好評です。
 

-血栓

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